大人になったら治る?
多くの場合軽快します
チック症は、10歳~10歳半ばあたりまでがもっとも重症ですが、多くの場合で思春期を過ぎる頃には自然にすっかり治ってしまったり、症状が軽くなったりしていきます。トゥレット症候群でも90%程度が成人期になれば軽快・消失の方向に転じるのが一般的です。チック症に併発している合併症も同様で、おおむね成長とともに軽快します。
また、成長するまでの過程でチック症やほかの併発した合併症の対処法も学んでいくことで、完全に症状が治らなくても、ある程度社会に適応することができるようになるといわれています。つまり、大切なのは大人になるまでの過程であるといえます。
症状が重い場合
ただ、チックが激しい場合や合併症が目立つときは、チックの症状、チック症状への悩みからくる精神的ストレス、併発している障害による社会性の欠如など、日常生活に支障をきたすこともあります。その場合は、完全に治すことは難しいですが、病院で薬による治療やカウンセリングなどが行われます。
職場や周囲の人に理解を求めるのも大切なことですので、しっかりと自分で症状や合併症のことを説明しておけるようにしておきましょう。
症状が重い場合も30歳、40歳と加齢するにつれて徐々にチックや関連症状も減少していくことが推測できますので、根気よく治療にあたりましょう。
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