チック症とは
チック症ってどんな病気?
チック症は、素早くてなめらかではないピクンとかピクピクっという反復運動が、本人意図とは裏腹に突如として起こる病気です。この運動が目の筋肉に関わればまばたきに、発声に関わる筋肉に起これば、発声に症状があらわれます。
チックは意図的に行っているものではありませんが、ある程度であれば意思によって抑制が可能であるのが特徴です。しかし、だからといって精神力をつければ治すことができるということはありません。無理な抑制を続けると反動で症状が一時的に悪化することがあります。
こころの病気ではない
チック症はよく心の病気ではないかと疑われることがありあますが、そうではありません。症状は環境の変化によって重くなったり、軽くなったりすることがあります。しかし、根本的な原因は精神的なものではありません。そのため、病気の仕組みをきちんと理解したうえでの対処が必要です。
どんな人に多い?
チック症は10人に1~2人が体験するといわれています。また、症状が出現する年齢は2~13歳といわれています。まれに20歳周辺で発症する場合もありますが、ほとんどが10歳までに発症します。
女性に比べて男性に患者が多く、おおよそ男女差の比は男3:女1といわれています。トゥレット障害に限っていえばその比率は男10~15:女1ほどのようです。
チック症には一過性と慢性がある
チックが毎日のように頻繁に起こる期間が、1年以上か否かによって一過性と慢性に分けられます。慢性チック障害は、さらに運動性チック障害、音声チック障害、さらにトゥレット症候群の3つに分けられます。なお、患者の多くは、一過性のものだといわれています。
| 種類 | 特徴 | |
| 一過性チック障害 | チックが1年未満に治まるチック症です。6~7歳ごろにもっともよくみられます。特徴ある目の動きや音声によるチックのどちらか、あるいは両方ある場合があります。 | |
| 慢性チック障害 | 運動性チック障害 | 運動性のチックのみが1年以上続いた場合です。 |
| 音声チック障害 | 音声チックのみが1年以上続いた場合です。 | |
| トゥレット症候群 | 運動チック及び、音声チックの両方が多様にあらわれ、それらが1年以上続くチック症です。チック障害の子供全体の0.2~0.5%程度いるといわれています。 | |
※運動性チック、音声チックなどについては症状のページをご覧下さい。





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